圧力計の仕様選定について… Read me
  用途による選定
  使用環境による選定
圧力計の取り付け・取り扱いについて… Read me
  圧力計の取り付けについて
  圧力計の取り扱いについて
圧力計の保守管理について… 定期検査
  故障と保守管理

 

 

 


圧力計の仕様選定について


ここに示した注意事項は製品を安全に正しくお使いいただき、あなたや他の
人々への危害や損害を未然に防止するためのものです。また、注意事項は
危害や損害の大きさと切迫の程度を明示するために、「警告」・「注意」に区分
しています。いずれも安全に関する重要な内容なので、必ず守ってください。

警告

誤った取り扱いをすると、人が死亡または重症を負う可能性が想定される
内容を示します。

注意

誤った取り扱いをすると、人が障害を負ったり、物的損害の発生が想定
される内容を示します。

用途による選定

一般指示圧力計 JISにも定める構造、種類、範囲をいいこれに準ずる製品でもっとも
一般的な工業用圧力計。
差圧計 流量計測などに使用して2ヶ所以上の圧力の差を指示する圧力計。
複合圧力計 受圧口と指針が2つあり2ヶ所以上の圧力を同一目盛板に指示する圧力計。
電気接点付圧力計 制御用圧力計で接点容量、接点形状により種々あります。
隔膜式圧力計 特に流体が腐食性のもの、粘液温度の高いもの等に適した指示計及び記録計。
記録計 時間的な圧力変動を記録する圧力計。
耐食用圧力計 測定流体により接液部の材質を選定して下さい。
SUS316、モネル、ハステロイ、等。
保安型圧力計 ブルドン管などが破裂した時危険が周囲に及ばないよう工夫された構造のもの。

注意
●使用用途により充分検討の上、最良の圧力計を選定して下さい。
●製品の誤使用により計器が破損し身体に損傷を与えることがあります。
●ご使用前には必ず取扱説明書をよくお読み下さい。
又「JIS B 7505」を参照下さい。
●点検は毎年一回以上定期的に実施して下さい。


使用環境による選定

塩素 塩素は黄銅、銅についた水分と化合して
塩素を発生させ腐食させるので隔膜式圧力計
又は接液部が耐え得る材質の圧力計を
選定して下さい。
注意
●塩素が洩れますと人畜及び周囲に危害
 を与えますので充分注意して下さい。
アセチレン アセチレンは銅と化合して爆発しやすい物質
を作るので接ガス部は、すべて銅の含有量が
75%以下のものを使用して下さい。
警告
●銅含有量75%以上のものを使用すると
 爆発の恐れがあります。
●アセチレンと標記した圧力計を使用して
 下さい。
粘性流体 加圧口がつまったり圧力計の感度を悪くする
ことがありますので加圧口の大きい隔膜式
圧力計を使用して下さい。
注意
●一般圧力計を使用すると短時間で使用
 (測定)不能になる可能性があります。
雰囲気 雰囲気として塵埃、雨水、塩分の含んだ空気
のある場所やその他、アンモニア、腐食性
ガスにおかされる場合は密閉型を用います。
又圧力計外観自体が腐食性ガスにおかされる
事がありますのでプラスチック、鉄、黄銅、
亜鉛合金などから選定して下さい。
注意
●適合条件を充分検討の上選定して
 下さい。
温度 JIS B 7505参照
普通形 45℃〜-5℃
蒸気用 50℃〜10℃
耐熱形 80℃〜5℃
注意
●熱を遮断するか場所を替えて下さい。
常用圧力と
目盛範囲の
選定
・常用圧力の上限は最大圧力の3/4以下とする。
  (100MPa以上は2/3とする)
・変動圧力の上限は最大圧力の2/3以下とする。
  (100MPa以上は1/2とする)
注意
●静圧:常用圧力の1.5〜2倍
●動圧:常用圧力の2〜3倍の圧力計を
 選定して下さい。
流体 ・腐食性流体には、それに耐え得る材質の選定を
 して下さい。SUS316、モネル、ハステロイ、等
・高温の場合は使用流体に耐え得る放熱装置を
 付加してご使用下さい。
注意
●一般圧力計は使用しないで下さい。
●サイホン管及び放熱管を使用して
 下さい。

圧力計の取り付け・取り扱いについて


〜お願い〜

環境条件に適した圧力計をご使用下さい。

注意

●高温の場所には蒸気用、耐熱用を使用して下さい。
●ゴミ、埃、湿気、腐食性ガスの少ない場所を選んで下さい。
●機械的振動、衝撃、外的振動のある場所には絞り装置(バルブ、
 ダンパー)を考慮して下さい。
●指針が1目盛以上振れる場所は長期の使用には耐えません。

圧力計の取り付けについて

注意

●株、スパナ掛け部にスパナ、モンキ等に確実に取り付けて下さい。
   圧力計自体で締め付けますと狂う事があります。
●測定流体と同じ高さに取り付けて下さい。
   流体の場合(比重が大きい時)誤差が生じますので注意下さい。
●圧力計は垂直に正しく取り付けて下さい。
   一般圧力計は垂直姿勢で調整されてあります。それ以外の姿勢で取り付けますと
   ブルドン管の重量、内燃機関のバランスの変化により誤差を生じます。
   取り付け姿勢が明確な場合はご指定下さい。
●壁面又はパネルに圧力計を取り付ける場合は配管に、たわみ管またはこれに準ずる
 剛性が小さいものを使用して下さい。
●衝撃、振動が激しい場合、圧力計を緩衝器上に取り付けて、たわみ管、又は
 これに準ずるもので配管して下さい。

圧力計の取り扱いについて

注意

●圧力計には衝撃をあたえないで下さい。
   落としたり、衝撃を加えますと狂う事があります。
●圧力計には過圧、激しい変動圧力、衝撃圧力を加えないで下さい。
   標示圧力以上加圧すると狂い又は破損に至ります。
●水圧を測定する場合は周囲温度条件に注意して下さい。
   凍結時バルブを閉じていると体積膨張によってブルドン管が管破致しますので
   注意下さい。

圧力計の保守管理について


定期検査
〜お願い〜

特に正確さを要求される場合については3ヶ月〜1年に、1回以上の定期検査を実施して下さい。
高圧ガス取締法、その他法規で定める使用方法の場合はそれに準じて下さい。

警告

●定期検査を実施しない場合、突然の事故につながる場合があります。

故障と保守管理
〜お願い〜

指示が完全でない場合圧力計を取りはずし標準計又は、基準重錘型圧力計、
液柱型圧力計で検査を実施して下さい。

注意

配管及び導圧管等につまり、モレ等がないか調べて下さい。
●圧力計の指示が6%以上の誤差がある場合ブルドン管の疲労と
 判断して下さい。(新品の圧力計と取り替えて下さい。)